医療・福祉マネジメントセミナー(平成30年度)

2018.05.29

滋慶医療経営管理研究センターでは、医療・福祉の業界でご活躍されておられる皆様のキャリア教育(キャリアアップ)、及び高度専門職業人の育成を目的として、セミナー・講演会を開催しております。
医療・福祉分野で活躍・注目されている講師をお招きしておりますので、ぜひ、皆様のキャリアアップの一助としてご活用下さい。

日時 演題・演者・略歴
【9月】
2018年
9月22日(土)
14:00~16:00

事例から学ぶ管理者の事故対応
ーなぜ事故が大きなトラブルに発展するのか?-

【講演概要】
 介護保険制度スタートから18年が経過し、施設における事故防止活動もある程度定着しました。しかし、事故防止活動の定着とは裏腹に、市町村への苦情申立は増加の一途をたどり、「なぜこんな事故が訴訟になるのか?」という事例も多く見受けられます。なぜ、事故を巡る家族トラブルは増え続けるのでしょうか?これら大きなトラブルに発展した事例を分析してみると、様々な要因が浮かび上がります。「トラブルになりやすい事故を把握していないこと」「これらに対して漫然と対応していること」「対応方法がルール化されていないこと」などです。
 本セミナーでは、訴訟や苦情申立などのトラブルに発展した事例を使って、「トラブル要因、トラブル防止のための対応方法」などを学びます。事故防止対策を徹底しても事故は起きます。大きなトラブルに発展する前に、万全の備えをお勧めします。

【取扱事例】

※時間の都合上、講演では事例紹介を省略させていただきます。事前に必ずご一読をお願いします。

事例をダウンロード/ パスワードは受講票に記載しております。

過去のトラブル事例から防止策と対応を学ぼう
(1)原因不明の骨折で「犯人を捜せ」という家族の要求
  -「どの職員が骨折させたのか調べなさい」と言われ同意-
(2)ショートの初回利用での異食事故、家族から異食癖の情報はない
  -「施設は異食癖について聞いていなかった」という主張-
(3)デイの送迎車が小学生をひき逃げし逮捕、真面目な人がなぜ?
  -大手企業を定年退職した温厚な人なので採用したが-
(4)うつ病の職員が介助中にふらつき重大事故
  -辞めた職員の親が施設に賠償請求-
(5)ストレッチャーの転倒で死亡事故、メーカーが補償すべきでは?
  -「メーカーに賠償請求して」と施設は言えるか?-
(6)重傷事故で救急搬送、施設長が病院に来ていないと家族が激怒
  -「こんなひどい事故を起こして責任者は?」-
(7)夜間に転倒し経過観察、翌朝事故を知らないPTがリハを実施
  -前夜の事故が関係職員に伝わっていない-
(8)ショートでノロ発生、翌日の退所者が自宅で救急搬送苦情申立に
  -「感染性胃腸炎かもしれない」という看護師の説明-
(9)誤薬発生後、看護師が経過観察中に死亡、業務上過失致死?
  -間違えた薬と本人の薬の飲み合わせ-

山田氏

山田 滋 氏
株式会社 安全な介護 代表

【略歴】
早稲田大学法学部卒業。
現あいおいニッセイ同和損害保険に入社。支店勤務の後、介護事業者のリスクマネジメントの企画立案に携わる。
2006年よりインターリスク総研主席コンサルタント。2013年5月あいおいニッセイ同和損保を退社。2014年より現職。
高齢者施設や介護事業者と共に現場で積み上げた実践に基づくリスクマネジメントの方法論は、「わかりやすく実践的」と好評。各種団体や施設の要請により年間150回のセミナーを行っている。

【会場】
●滋慶医療科学大学院大学(大阪滋慶学園合同校舎)9階 大教室
アクセスMAP

お申込フォームはこちら

申込用紙をダウンロード(pdf)

【10月】
2018年
10月14日(日)
14:00~16:00

外国人介護人材を考える
~外国人介護職の現状と課題、これからの展望~

【講演概要】
混沌としている介護業界の中でも特に重要な課題であるのが介護人材不足問題である。直近の第7期介護保険事業計画(2018年度)に基づく介護人材の必要数は、2016年度の約190万人から2025年度には約245万人と約55万人増加することになる。今後の生産年齢人口の減少を考えるとこの数字は危機的なものであると言える。そのような中でこれまでのEPAによる介護福祉士候補生の受入れに続き2017年9月に在留資格「介護」、11月には技能実習制度の介護分野追加の法施行が決まり外国人の介護職への門戸開放が本格的に始まった。今後はさらに特定技能制度の追加の議論がなされ、その受入れについては混乱が予想される。海外からの人材獲得は今後、他業種との国内競争だけでなく高齢化が進む他の先進国との国際競争にさらされることになる。本講演では在留資格「介護」取得を目指す介護留学支援を中心に外国人介護受入れについての「制度」「理論」「実践」について話したい。

光山 誠 氏
医療法人 敬英会 社会福祉法人敬英福祉会 理事長

【略歴】
公益社団法人 全国老人保健施設協会(全老健)人材対策委員会 人材制度部会委員/外国人介護福祉士育成プロジェクトワーキングチーム座長、公益社団法人 大阪介護老人保健施設協会(大老協)理事・人材対策部会長、医療法人 敬英会/社会福祉法人 敬英福祉会 理事長

【会場】
●滋慶医療科学大学院大学(大阪滋慶学園合同校舎)9階大教室
アクセスMAP

お申込フォームはこちら

申込用紙をダウンロード(pdf)

【11月】
2018年
11月24日(土)
14:00~16:00

人生の最終段階における医療とケア ~その人らしく最期まで~

【講演概要】
人はどこで、どのように最期を迎えるのが望ましいのでしょうか?現代日本では「死」は身近なものではなく、日常とかけ離れたものになりました。1976年、日本では在宅より病院で亡くなる人が上回り、死亡者数の80%以上が病院で最期を迎えられる現代では当然のことだと思います。半面、医療の進歩で、がんやその他の不治の病の診断がなされ、診断された時から「死」という言葉とともに生きていかなければならない人が増えています。高齢化社会も同様でしょう。人生の最終段階では、医療、ケア・介護がなくてはならないものであり、医療・介護に携わるものは、最期の時まで生きる人を支えるために学ぶことがたくさんあります。辛い症状を和らげる緩和医療やケア、苦しい気持ちに寄り添う心など、人生の最終段階をよりよいものにするためにできることを考えたいと思います。

進藤 喜予 氏
市立東大阪医療センター緩和ケア内科 部長

【略歴】
平成2年大阪市立大学医学部卒業、その後、血液内科に入局。平成14年5月より、大阪市立十三市民病院で緩和ケアに携わるようになり、それ以来、緩和ケア医として勤務している。大阪市立総合医療センター緩和医療科部長、市立芦屋病院緩和ケア内科部長を経て、現在の市立東大阪医療センター緩和ケア内科部長に就任。

【会場】
●滋慶医療科学大学院大学(大阪滋慶学園合同校舎)9階大教室
アクセスMAP

お申込フォームはこちら

申込用紙をダウンロード(pdf)

【12月】
2018年
12月15日(土)
15:00~17:00

多様性の時代におけるリーダーシップ ~人と組織を育む~

【講演概要】
チームリーディングはリーダーの性格で決めるべきものではない。組織の状況によって求められるリーダーシップが異なり、組織の成熟とともに変化すべきである。価値観や感性も世代間で異なり、行動規範も変化していく。比較的均一で質の高かった集団であった脳神経外科においてさえ、ゆとり教育世代の驚くようなエピソードを経験するようになった。そのような時代において、過去の成功体験に安住しかつての美学を押し付けるだけでは、組織のダウンサイジングは避けられない。組織が疲弊すれば、美学が残っても意味はなくなる。一方、妥協し阿るだけでは組織は残っても職業倫理がメルトダウンし組織が退廃する。変わっていくべき行動様式と変えてはならない判断基軸の双方をみながら進んでいかなければならない。本講演ではそのような多様性に時代において、どのように人と組織を育んでゆけばよいのかについて、京都大学脳神経外科学教室や日本脳卒中学会におけるチームリーディングの経験を紹介する。

宮本氏

宮本 享 氏
京都大学大学院医学研究科 脳神経外科学教室 教授

【略歴】
京都大学医学部卒(1982)、京都大学大学院医学研究科修了(1991)
国立循環器病センター研修生(1982)を経て1984年同レジデント。京都大学医学部脳神経外科助手(1991)・講師を経て2000年より、同助教授。国立循環器病センター部長(2003)、京都大学脳神経外科教授就任(2009~)、京都大学医学部付属病院副病院長(2015~)、日本脳卒中学会理事長(2017~)

【会場】
●滋慶医療科学大学院大学(大阪滋慶学園合同校舎)9階大教室
アクセスMAP

お申込フォームはこちら

申込用紙をダウンロード(pdf)

【1月】
2019年
1月26日(土)
14:00~16:00

人間学的認知症ケアを始めよう ~医療から介護へ ~

【講演概要】
日本という国は、人類の悲願であった長寿を実現した国です。しかし、それが新たな人類の課題を生み出しました。老いて生きるということをどう支えていくのかという課題です。
とくに「老いに伴う人間的反応」と私が呼んでいる「認知症」にどう関わるのかが問われています。さらに死をどう看取るのかという問題も浮上してきました。
多くの病気を治せるようになった医療も、この「認知症」と「看取り」には無力のようです。認知症は治すことも予防もできませんし、延命治療はむしろ平穏な死の邪魔をしているとみんなが考えるようになりました。
そこで求められているのが介護です。医学だけではなく、人間学を根拠とした認知症の見方とケアについてお話したいと思います。

三好氏

三好 春樹 氏
生活とリハビリ研究所 代表

【略歴】
広島県生(1950)、理学療法士。1974年より特別養護老人ホームの生活相談員となる。その後、九州リハビリテーション大学校に入学。資格取得後、再び元の特別養護老人ホームに理学療法士として勤務。1985年に退職し、「生活とリハビリ研究所」を開設する。生活リハビリの情報誌、「アプリコラージュ」を発行している。
主な著書に「関係障害論」「生活障害論」「身体障害額」「介護技術学」「老人介護 じいさん・ばあさんの愛しかた」「老人介護 常識の誤り」「完全介護 新しい介護」「実用新語事典」などがある。

【会場】
●滋慶医療科学大学院大学(大阪滋慶学園合同校舎)9階 大教室
アクセスMAP

お申込フォームはこちら

申込用紙をダウンロード(pdf)

【2月】
2019年
2月23日(土)
14:00~16:00

管理者が意思決定するということ

【講演概要】
日常は、意思決定の連続だといわれています。
意識しようとしまいと、私たちは意思決定を繰り返しながら社会生活を営んでいるのです。
看護職は、患者さん、ご家族、そして地域の人たちに関わるので、その意思決定は、人々の生き方や暮らし方に関わります。
意識しようとしまいと、私たちの仕事は、人々の生きることのクオリティを左右するのです。管理者の仕事は、組織の内外に広く関わります。その意思決定は、働く人々や組織の未来につながります。
意識しようとしまいと、管理者は自分では見ることのない世界にも責任を持つのです。
本講では、看護管理者の意思決定を取り上げます。上に記したようなことを実際の例を挙げながら、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

勝原 裕美子 氏
オフィスKATSUHARA代表

【略歴】
同志社大学文学部英文学科卒業後、株式会社京阪百貨店に就職。
聖路加国際大学(現)を卒業後、国立循環器病研究センター病院(現)に勤務。
その後、兵庫県立大学看護学部看護システム学助教授を経て、「看護の可視化」をテーマに聖隷浜松病院副院長兼総看護部長および聖隷福祉事業団執行役員を務める。2016年12月にオフィスKATSUHARAを立ち上げ、複数の医療機関の顧問、各地での講演や研修講師として活動中。保健・医療・福祉分野で働く人たちのキャリア支援や組織開発を手がけている。
2003年神戸大学経営学研究科博士後期課程修了、博士(経営学)。

【会場】
●滋慶医療科学大学院大学(大阪滋慶学園合同校舎)9階 大教室
アクセスMAP

お申込フォームはこちら

申込用紙をダウンロード(pdf)

※2018年7月4日現在のものです。内容・演題等については、一部変更となる場合がございます。予めご了承ください。

受講料

1セミナーにつき 3,000円
※1 複数の講座を同時にお申込いただいた場合は割引制度がございます。詳しくはお問合せ下さい。
※2 当センター法人会員事業所に勤務されている方は、1セミナーにつき6名様までご優待(無料)させていただきます

申込方法

WEBフォームにて受付いたします。

お申込フォームはこちら

またはお申込用紙をダウンロードの上、FAXにてお申し込み下さい。

お問合せ先

学校法人大阪滋慶学園
滋慶医療経営管理研究センター事務局
〒532-0003 大阪市淀川区宮原1-2-8 大阪滋慶合同校舎
TEL.06-6391-8141(平日9:00~17:00)
FAX.06-6150-1307
e-mail: info@jrhm.jikei.com

|